お悩み宅急便で医薬品を購入する際には、ルールがあります。
・自分用しか買えない
・購入できる数には制限がある
・医薬品副作用被害救済制度は適用外
・通販でも購入できない薬がある
もちろんこれはお悩み宅急便だけではなく、他の海外通販サイトでも同じです。
処方箋が必要なく、簡単に購入や輸入ができますが注意点もあるということを覚えておきましょう。
もくじ
医薬品を買う際のルールをチェック
処方箋を必要としない海外通販サイトは、ネットで自由に購入できのが魅力的ですよね。
しかし実際はルールがあるのです。
買う時は本人のみで代役は禁止、薬が余ったからといって譲渡するのもいけません。
さらに購入できる数量にも制限があるのです。
お悩み宅急便のようなサイトを利用する際には、購入ルールがあります。
ハプニングを避けるためにも、注文の際には十分に必要性を考えてから買いましょう。
自分のためだけに買おう
海外通販サイトで薬を買う際には、必ずあなた自身が購入して消費するのが条件です。
薬は人それぞれで効き目が変わることがあります。
「効果てきめん!」と感じる人もいれば、副作用が酷くて効いているのかもわからないという人もいるのです。
購入する際には、かならず自分だけしか使わないものを買いましょう。
買える数には制限があります
国内以外の医薬品を購入する際には、数量制限があります。
◆外用剤=1品目24個以内
◆処方薬=用法用量からみて1ヵ月以内分
◆医薬部外品=用法用量からみて2ヵ月以内分
「この薬効き目最高!大量に買っておこう!」と思っても、数量に制限がかかってしまうので注意が必要です。
自己責任で使おう!
海外通販サイトで薬を購入した薬は、自己責任で使用するようにしてください。
「余ったから友達にあげようかな」
「母親も試してみたいって言っていたし…お試しであげようかな」
こういった考えで、自分以外の人に服用させたり使用させたりするのはNG。
上記でも述べたように、薬は個人で効き目が変化します。
また持病を持っている人に飲ませてはいけないと知らずに、その人に飲ませてしまい死亡したら大変です。
副作用救済制度は適用されません
日本で処方された医薬品を服用した後に、重篤な副作用に見舞われてしまった場合は医薬品副作用被害救済制度が適用されます。
医療費か医療手当が給付される<日常生活に支障が出るほどの障害が残った場合>
障害年金か障害児養育年金が給付される<薬により死亡してしまった場合>
遺族年金、遺族一時金、葬祭料が機関から支払われる
しかし海外から取り寄せた医薬品に関しては、この制度が適用されません。
その理由は、購入はすべて自己責任だからです。
輸入できない医薬品もある!
これまでさんざん海外から医薬品を購入できると紹介してきましたが、いくら輸入品でも規制がかかっている薬もあります。
・向精神薬
麻薬はもちろん危険なものなので当たり前ですよね。日本の法律で厳しく取り締まっています。
向精神薬とは、医師でも慎重に取り扱う薬のことです。
医師の判断のもとで正しく使用すれば安全な薬ですが、依存性が高いことでも知られています。
薬に依存してしまう人が増えてしまい、輸入に規制がかかった薬もたくさんあるのです。
直近でネット販売停止になった薬といえば、睡眠薬のデパス。
即効性に優れており、睡眠を促す作用を持っている薬です。
しかし依存性が非常に強く、乱用する人が増え始めたのがキッカケに通販サイトでは購入できなくなってしまいました。
身体に異変を感じたらすぐに病院へ
お悩み宅急便で販売されている女性のためのピルや、男性のEDやAGA治療薬は日本未承認薬がほとんど。
そのためまれに身体に合っておらず、副作用を強く感じることもあるのです。
日本で取り扱っている医薬品の成分と同じ役もありますが、服用後または使用後に異変を感じたら速やかに医療機関へかかってください。
海外発送ならでは!すぐに届くわけじゃない
お悩み宅急便が取り扱っている商品は、海外から現地発送です。
そのため届くまでに7~14日はかかるといわれています。
これは医薬品だからというわけではなく洋服やコスメ、その他のモノでも同じようなことがいえるのです。
さらにいうと、コロナのようなウイルスが世界中を襲うと、どこかしこも航空系や船便にかなりの悪影響が出始めます。
発送国であるインドや台湾、シンガポールといった国々がロックダウンをしてしまうと入金しても発送待ちになるのです。
さらにロックダウンが解除されたとしても、発送待ちの商品が数え切れないほどあり順番待ちになってしまいます。
実際2020年のお悩み宅急便は、いつもだったら7~14日で届くのが3~4週間以上、最悪1ヵ月以上待ちになっていたもようです。
サイトを利用する際には、世界情勢によって届く日数が変化するということを把握しておきましょう。